沖縄エッセイスト・クラブ

沖縄エッセイスト・クラブの今年の「合同エッセイ集」もとい「作品集」が出来上がりました。
「合同エッセイ集」から「沖縄エッセイスト・クラブ作品集」にタイトルを変更して初めての刊行です。


今年の表紙の装画は、与那覇勉さん。作品名は「地層」。これまでの当クラブの積み重ねを表すにも相応しいとの意味も込めて、この絵を使わせてもらいました。
折しも、与那覇勉さんは今年の沖展の絵画部門で「沖展賞」を受賞され（この作品ではありませんが）、当クラブにとっても幸先のいい新装開店となりました。

目次より
金城光男 　　遠くて近いアルゼンチン
島元巖 　　潮時を思う
金城弘子 　　一歩踏み出して
儀間進 　　三題噺
謝花秀子 　　程順則と詩歌
新城静治 　　見えないものを見る
永吉京子 　　歌物語～戦争の記憶～
南ふう 　　烏山頭ダムと陳さん
中山勲 　　最期の景色
宮城恒彦 　　自然に纏足
宮里尚安 　　ふるさと恋慕
長田清 　　歌は世につれ予は歌につれ　II
比嘉美智子 　　自歌自註～風が笑ふ～
末吉節子 　　父の田畑
伊佐節子 　　豊かな音に包まれて
石川キヨ子 　　古女房の長すぎる言い訳
稲田隆司 　　音楽随想
いなみ悦 　　琉歌かじり虫
稲嶺惠一 　　安室奈美恵
本村繁 　　随筆三題　わが青春の味―コッペパン―　他
屋比久貞雄 　　母の記
吉田朝啓 　　アイデアゆずります
ローゼル川田 　　いちごいちえん
大城盛光 　　美しいオモロ語「みお」地名に残る「ヌー・ノー」
恩田和世 　　ヨイトマケ
我那覇明 　　後期がやってきた
喜舎場紀江 　　夢つづら
上原完隆 　　U君へ
内間美智子 　　交わす言葉
大宜見義夫 　　発達障害の子どもたち（その二）
上原盛毅 　　わが孫　虎之介