2021年11月10日
がじまん第431号-1(Essay 465)
コロナ禍のクラブ運営
コロナ禍で、「沖縄エッセイスト・クラブ」の活動は休止状態になった。
月例会(合評会)は、五月二十二日に十三人が出席して開かれて以来、九月まで中止が続いた。このままだと十月の定期総会も中止かと危惧されたが、九月末に運よく「緊急事態宣言」が解除され、年一度の総会は無事に開催された。
久々に顔を見せた会員たちは、みんな元気で、「コロナ疲れ」は見えなかった。憂鬱な日々を上手に乗り切っているのだろう。
来年、創立四十周年を迎える「沖縄エッセイスト・クラブ」。高齢化など課題は多いが、知恵者がそろっているので、前途は楽観していいと思う。
しかし組織の運営は理屈だけではうまく行かない。
よく言われることだが、地域の発展には「若者」「よそ者」「ばか者」が必要だ。とりわけ、地域愛に燃え、がむしゃらに突き進む「ばか者」の存在が不可欠である。
当クラブも、クラブを愛する使命感の強い会員たちによって支えられてきた。面倒な事務局長を二十年間続けてくれた女性もいる。現在の事務局長も、役員会や運営委員会のために、休日の医院の待合室を提供、会場費を節約している。私も運営委員会に二度出席したが、ペットボトルのお茶も無料サービスで、「事務局長は医師に限る」と感激した。
コロナ禍でクラブの運営を支えたのは会報「がじまん」である。毎月発行される「がじまん」を通して、クラブの現状が伝えられ、会員同士の情報交換がスムースに行われた。七月から始まった「紙上合評会」は面白い企画で、勉強になった。「がじまん」は十月で四百三十号に達した。「がじまん」「紙上合評会」の編集・発行という膨大な作業を黙々と続けている役員の存在を忘れてはならない。
十月二十三日は、しばらく活動を停止していた「沖縄エッセイスト・クラブ」の再出発の日でもあった。新会員を増やし、より面白い作品を世に送り続けていきたいものである。
我那覇明
コロナ禍で、「沖縄エッセイスト・クラブ」の活動は休止状態になった。
月例会(合評会)は、五月二十二日に十三人が出席して開かれて以来、九月まで中止が続いた。このままだと十月の定期総会も中止かと危惧されたが、九月末に運よく「緊急事態宣言」が解除され、年一度の総会は無事に開催された。
久々に顔を見せた会員たちは、みんな元気で、「コロナ疲れ」は見えなかった。憂鬱な日々を上手に乗り切っているのだろう。
来年、創立四十周年を迎える「沖縄エッセイスト・クラブ」。高齢化など課題は多いが、知恵者がそろっているので、前途は楽観していいと思う。
しかし組織の運営は理屈だけではうまく行かない。
よく言われることだが、地域の発展には「若者」「よそ者」「ばか者」が必要だ。とりわけ、地域愛に燃え、がむしゃらに突き進む「ばか者」の存在が不可欠である。
当クラブも、クラブを愛する使命感の強い会員たちによって支えられてきた。面倒な事務局長を二十年間続けてくれた女性もいる。現在の事務局長も、役員会や運営委員会のために、休日の医院の待合室を提供、会場費を節約している。私も運営委員会に二度出席したが、ペットボトルのお茶も無料サービスで、「事務局長は医師に限る」と感激した。
コロナ禍でクラブの運営を支えたのは会報「がじまん」である。毎月発行される「がじまん」を通して、クラブの現状が伝えられ、会員同士の情報交換がスムースに行われた。七月から始まった「紙上合評会」は面白い企画で、勉強になった。「がじまん」は十月で四百三十号に達した。「がじまん」「紙上合評会」の編集・発行という膨大な作業を黙々と続けている役員の存在を忘れてはならない。
十月二十三日は、しばらく活動を停止していた「沖縄エッセイスト・クラブ」の再出発の日でもあった。新会員を増やし、より面白い作品を世に送り続けていきたいものである。
Posted by 沖縄エッセイスト・クラブ会員 at 00:00
│会報がじまん